スペインでは再び「スーペルクラシコ」が行われる。17日、カンプ・ノウを舞台に、スペイン・スーパーカップのセカンドレグが行われるのだ。

サンチャゴ・ベルナベウでのファーストレグは2−2のドローに終わり、バルセロナが優位に立っている。ただし、ファーストレグではレアルの方がバルセロナよりもコンディションが整っているようだった。バルサは今回のレアル戦で、新加入のMFセスク・ファブレガスを起用する可能性もある。

ジョゼ・モウリーニョ監督に代わって記者会見に臨んだアシスタントのアイトール・カランカ氏は、「日曜のように戦えば、トロフィーを獲得するのは我々だ」とコメント。「変更はあるかもしれないが、ピッチに立つ11人を明かすことはしない」とつけ加えている。

また、バルサDFダニ・アウベスへの厳しいファウルで批判を浴びたDFペペについて、カランカ氏は「我々は彼のことを知っている。とても激しく試合を戦う選手だ。我々にとって、キャラクターのある選手がいることは重要なことだよ」と答えた。

バルセロナで最も注目されるのは、8年ぶりにアーセナルから戻ってきたセスクだ。16日のお披露目で、同選手はバルサ復帰を「夢の実現」と称した。セスク出場の可能性について、ペップ・グアルディオラ監督は会見で、「練習をしたから、プレーする準備はできている。招集メンバー入りするだろう」と明かしている。

レアルに楽観的な雰囲気が漂っているのに対し、グアルディオラ監督は非常に慎重になっている。同監督は「ファーストレグのレアルは確実に我々よりも良かった。だが、すべての試合が異なるものだ。セカンドレグが2週間後だったら、また違っていただろう。スーパーカップを制したければ、我々はベルナベウでやった以上のプレーをしなければいけない」と語った。

さらに、指揮官は「去年もレアルのことが心配だったし、今も心配だ。我々が抱え、乗り越えなければいけない困難についても心配している。明日はまた異なる試合で、我々はタイトル獲得のためにうまくやらなければいけない」とつけ加えた。