ウディネーゼは16日、チャンピオンズリーグ予選プレーオフ・ファーストレグでアーセナルに敵地で0−1と敗れた。素晴らしいパフォーマンスを見せたウディネーゼだが、フランチェスコ・グイドリン監督は関心ないようだ。

「どんな気持か? 10分前に選手たちにも言ったんだけど、我々は絶対にパフォーマンスに満足してはいけない。我々は負けた。それが現実だからだ。1−0というのは危険な結果で、ある意味で彼らにとってはこの結果で十分だったんだ」

「我々は試合を立て直すことができなかった。満足なんてまったくしていないよ。我々は負けたんだからね。だが、勝負はまだ終わっていない。次はこの結果をひっくり返さなければいけないね」

グイドリン監督はチームが序盤、パーソナリティーを欠いたことに不満を抱いている。

「我々は少しビビってスタートしてしまった。当然、彼らはすぐに我々が少し苦しんでいたところから攻めてきたね。(マウリツィオ・)ドミッツィが試合に参加できなかったし、ネウトンは将来のある若者だけど、まだあらゆることを学ばなければいけないからだ」

「その恐れをなくしたときに、我々はよりうまくやれるようになった。だが、ディフェンスに関してはいくつか気に入らない場面があったね。我々はまだまだ仕事をしなければいけない。相手にそういったチャンスを譲ってはいけないんだ」

一方で、MFジャンピエロ・ピンツィは、この敗戦からも力を見出しているようだ。

「この試合はセカンドレグに向けて大きな力を与えてくれる。僕ら自身も、アーセナルのようなチームをこれだけ苦しめられるとは思っていなかった。僕らには何度かチャンスがあったし、もっと良い結果にふさわしかったはずだ」

「ホームでのセカンドレグで、死ぬ気で渡り合おうじゃないか。たった4分で先制され、かなりの痛手になってもおかしくなかったのに、僕らは犠牲のスピリットを発揮して、素晴らしい反撃をしたんだ」