ここ数日は本業が非常にハードで疲れていたので、この試合については長友が出場してからの観戦。

長友は後半25分からの出場だったのだが、まず0-1のビハインドでインテルとしては何がなんでも追いつかないと行けない状況で、カンビアッソに代えての出場というのだから、レオナルド監督の長友への期待の大きさにまずビックリした。

ただ、長友が出場してからはほとんどエトォが左サイドに張り付いたままで、それでもエトォがボールを持つとパブロフの犬のように必ず長友がオーバーラップし、長友にそこからボールが出ることは無かったけど、結果的にエトォへのマークを分散する効果を果たしていた事は間違いなく、あまり目立ったプレイは無かったしエトォが豪快なQBKをかましたおかげでマスコミの評価は高くなかったものの、監督の期待にはある程度答えられていたのではないだろうか。

とは言え、前日にシャルケで内田がビルドアップの中心として数多くの縦パスを出しているシーンを見てしまうと、長友は前が詰まっていると第一の選択肢がCBに戻すバックパスになっているので、彼にビルドアップの能力がもう少しあればなあと思ってしまった。

まあ、長友のスタミナとフィジカルにビルドアップが加わると、それは本当に世界一のサイドバックになってしまうかもしれないので、急激にそこまで達成してしまえるとは思わないけど、周りとの連携を高めて一歩一歩前進してもらいたいところだね。

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