日本時間17日、アジアカップ・グループリーグにおいて、サウジアラビアと対戦する日本代表。ここまでは、ヨルダンと引き分け、シリアに勝利を挙げているが、専門家はどのような評価をしているのか。15日深夜放送、TBS「S1」では、元日本代表の武田修宏氏と柱谷哲二氏が行った対談の様子を伝えた。

「W杯の時、確かに岡田ジャパンは成績を伸ばしたと思うんだけど、守りっぱなしのサッカー見たい?確かに優勝とかベスト4に入ってほしいんだけど、どれだけ攻めて勝てるんだろう。そこを注目してるんだよね」と切り出す柱谷氏は、日本代表が挙げたシリア戦のゴールを絶賛したものの、「前半で2点、3点取って決めてなきゃいけないよね。あれだけ力の差が見えてたらね」と続けた。

また、武田氏は、「例えば、香川の第一戦(ヨルダン戦)、決定的な場面があったでしょ。あれ、カズだったら決めてますよね。ああいうチャンスを100%決めてたんです、僕らの時って。10本打ってたら、10本決めてましたよ、カズさん」と見得を切る場面もあったが、GK・川島のレッドカードなど、不可解な判定が連続したシリアには、「(判定で)色んなこといってますけど、アウェイではありますよね。あの、岡崎君のも(PKを獲得した)ファール取らなくないですか。あれ、普通(アウェイなら)取らないですよ」とキッパリ。アウェイで戦う厳しさを説いた。