ドイツ代表のメスト・エジルが、12日のユーロ2012予選対カザフスタン戦に向けて、足首のケガの検査を受けることになった。

レアル・マドリーのMFは、3−0で勝利した金曜日のトルコ戦で、足首に問題を抱えて最終盤で交代していた。日曜日の練習は休む予定だが、11日にはチームと共にアスタナへ飛ぶと、サッカー連盟は発表している。

エジルは、「まだ痛むんだ。でも、代表の医療団やフィジオが素早く治療してくれたから、すぐに良くなると思うよ。絶対プレーしたいからね」と話した。

トルコ戦では、トルコ人の両親のもとドイツで生まれ育ったエジルに対して、ベルリンのオリンピックスタジアムを埋めたファンの半分ほどを占めたトルコ人ファンから野次が飛んだが、エジルは79分のゴールで彼らを沈黙させた。しかし、ゴールのセレブレーションは控えめなもので、エジルは「先祖に敬意を表した」と語った。
「もちろんすごく嬉しかったけど。あの試合で得点できるなんて最高だった。だけど、とっさに喜びすぎないようにしようと思ったんだ」
「野次も気にならなかったよ。試合に集中していたからね。あの試合でプレーしたかったし、それを実現した。チームとドイツのファンの人たちのサポートが素晴らしかったよ。おかげでハッピーだった」


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