今シーズン終了後にバイエルン・ミュンヘンを退団するとされ、ヨーロッパ列強のビッククラブが獲得を狙っているのがフランス代表のリベリーだ。本人もインタビューの中で、これまでチェルシー、バルサ、R・マドリーといったチームの名前を挙げ、移籍に興味を示してきた。

 FIFA代理人のエルネスト・ブロンゼッティ氏によればリベリーの移籍先はすでに水面下で決まっているようだ。イタリアのラジオ番組内でブロンゼッティ氏は、「リベリーは来シーズンR・マドリーでプレーする」と明らかにしている。

 彼の証言だけでリベリーのR・マドリー移籍が決まるかどうかは予測不可能だが、実は以前ブロンゼッティ氏は、大物選手のR・マドリー移籍を当てていたのだ。「フロレンティーノ・ペレス氏が会長になれば3人の補強が行われる。その内の2人は、C・ロナウドとカカーになるだろう」とブロンゼッティ氏は語り、2人は予言通りにR・マドリーへ移籍している。

 リベリーがR・マドリーに加入すれば、C・ロナウド、リベリー、カカーと今以上に縦へのスペードを特徴としている破壊力ある攻撃陣が揃うことになる。ブロンゼッティ氏の予言は今回もあたるだろうか。

(スペイン通信)