5シーズンにわたり指揮官を務めたペジェグリーニ監督をレアル・マドリーに引き抜かれたビジャレアルが、バルベルデ新監督のもと新たなスタートを切った。19日にプレシーズン最初の練習試合を行なったが、27―0と大量点で“初戦”を飾った。

 ただしカタルーニャ・リーグ3部と格下のナバタが相手。「So Foot」誌によると、バルベルデ監督は前後半で4-2-3-1と4-4-2の2通りのシステムを試すなど、全選手を入れ替えて感触を確かめた。レンタル先から戻ってきたホナタン・ペレイラ(ラシン・サンタンデール)が7ゴール、マルコ・ルベン(レクレアティーボ・ウエルバ)が4ゴールをあげ、新監督にアピールした。

 そのほかホセバ・ジョレンテが4ゴール、ダミアン・エスクデロが3ゴール、ベテランのロベール・ピレスも2ゴールをマークして“お祭り”に加わった。

 ビジャレアルは22日にも格下のビラマージャと調整試合を行ない、8月からはフランス王者のボルドー(2日)、セリエAのユベントス(7日)、ジェノア(15日)を相手にエンジンを上げていく。