金融不況

百年に一度とまで言われる大不況で、景気の低迷をひしひしと感じる今日この頃。

その中で最も影響少なく済んでいる国はどこなのか、そのランキングが世界地図で示されていました。

地理的に見比べてみると、今後のトレンドが見えてくるのではないでしょうか。

不況地図

この不況を何とか生きながらえているのは、どこの国であると思うかという調査だそうです。

図を見てもわかるとおり、以下の順位で並んでいます。

1位 オーストラリア
2位 中国
3位 インド、シンガポール
5位 香港
6位 カナダ
7位 日本、カタール
9位 ニュージーランド
10位 マレーシア、スウェーデン、ベトナム
13位 オランダ、米国
15位 インドネシア
16位 南米
17位 フランス
18位 ベルギー、英国、韓国、南アフリカ
22位 オーストリア、台湾
24位 チェコ、ドイツ、アイルランド、レバノン、ロシア、UAE
30位 ブラジル、モロッコ、フィリピン、スコットランド、スリランカ、シリア、タイ

この結果は実際に影響が少ない順というよりは、24カ国のビジネスマンたちの投票により算出された、肌で感じる印象といったものだそうです。

一般の生活レベルでかなり景気の悪さを感じる日本ですが、金融面でのダメージが少ないと言われてるためか7位に入っていました。国際的にはまだまだ余裕があるように見られているようです。

とはいえ世界的な大不況、1位のオーストラリアでさえ無傷ではないのが現状のようです。

この地図を見て改めて思うのは、米国と欧州がいかにダメージを受けてるか、ということでしょうか。その中でカナダが上位なのは意外かもしれません。

Countries that are Least Affected by Recessionより

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