ミランのアンチェロッティ監督が、ブラジル代表のドゥンガ監督に苦言を呈した。「代表監督は、選手のコンディションについて所属クラブに報告する必要があるが、いまだ彼から連絡はない。カカの状態は悪くないみたいだが、コンディションを整える必要があるようだ。パトが代表のレギュラーじゃないことに驚いている」

ミランはブラジル代表に4人(カカ、ロナウジーニョ、パト、チアゴ・シルバ)を貸し出した。

「まだカカとは話していないが、代表戦を終えた彼のコンディションを確認したい。それとドゥンガに言っておきたいことがある。代表監督は選手がどのような状態なのか、所属クラブに連絡する必要がある。今のところわたしには、その連絡が入っていない。イタリア代表のリッピからは、いつも情報が伝わってくるのにね」

「ロナウジーニョ? 怪我の影響で、ここ1か月はミランでプレーしていなかったが、ブラジル代表で2試合に出場した。わたしとしては、早めに彼のコンディションをトップに持っていきたいと考えている」

最後はパトについて。彼はブラジル代表でサブに甘んじている。

「パトがブラジル代表のレギュラーじゃないことに驚いている。たしかに調子の波が不安定なときもあるから、彼は持っている能力をいつも最大限発揮しないといけない」