3月10日、ついに「ダウンロード違法化」などを盛り込んだ著作権法改正案が

閣議決定された。ネットの著作権問題に対して重点を置いた改正案で、来年1月1日の施行を目指すとのこと。このニュースを受けて、世のブロガーたちからは、


「図表入りの記事はこちら」
  • 「ある程度の自由度がインターネットの良さなのでは?」
  • 「キャッシュは対象外のようです、これでネット利用に影響が出なきゃいいですが」
  • 「違法かどうかの判断ができないと転載も難しい。ネット生活がつまらなくなるな…」

など、危惧するコメントが多く上げられている。


そもそも、この「ダウンロード違法化」とは、「違法なインターネット配信による音楽・映像を、違法と知りながら複製することを、私的使用目的でも権利侵害とする(罰則なし)」といった法案のこと。


とはいえ、未だ明確にされていない部分も多く、


  • 「ストリーミングについてはどうなるの!?ネットサーフィンするだけで犯罪者になっちゃいそう…」
  • 「合法か違法かがわからない場合はどうなんの?」
  • 「"違法と知りながら"って、知ってるか知らないかは誰の判断?」

など、疑問視する声も少なくない。


分散型のネットワークゆえ、統一的な決定権を持つ者が存在せず、著作権に関してはこれまでも多くの問題が上がってきたインターネットの世界。特に「You Tube」や「ニコニコ動画」などの動画投稿サイトでの著作権問題は著しい。


しかしここ最近は、そんな動画投稿サイトを使って歌手デビューするといった強者が増殖中!「初音ミク」を使った作品で知られる「livetune」や「supercell」などは「ニコニコ動画」で話題沸騰。先月、メジャーデビューしたばかりのラッパー「らっぷびと」も同サイトがきっかけだとか。


  • 「You Tubeに新譜アップしました。聴いてみて!」
  • 「自作の卒業ソングを先ほどアップロードいたしました」
  • 「ライブで未公開の楽曲です。チェック、チェック」

など、ブロガーたちの中にも、これらのサイトを使ってオリジナル曲をお披露目している人がいる様子。


本件を含め、"ネットの書き込みで逮捕"など、様々な問題が浮上するインターネット。だが、もともとは全世界の最新情報を入手することができ、また自分が情報の発信源になれる超便利ツールだということを忘れないようにしたい。


(河野文香/effect)




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