【エンタがビタミン♪】FUJIWARAに見た男の友情。心痛の原西をカバーする藤本。
お笑いコンビFUJIWARA(吉本興業)の原西の実母尚子さんが亡くなったのは昨年12月3日のことだ。
芸人魂を見せて明るく振舞っていた原西だが、3月3日放送のテレビ番組「クイズ!ドレミファドン!」(フジテレビ)に回答者として参加したFUJIWARAの二人の様子がどうもおかしい。
FUJIWARAは藤本敏史と原西孝幸からなるお笑いコンビだ。ネタの内容は正直なところ原西のギャグでもっているところがある。
自分で「ギャグを1兆個持っている」とオオボラを吹いたこともあるが、実際に200個は持っているようだ。
藤本が
「死ね!」と言い捨てると
原西が
「生きる!」と返すギャグは痛快だ。
そんな二人の母親もお笑いの才能があるようでテレビ番組に息子らと出ては息子を上回る笑いをとっていた。
特に、原西の母、尚子さんは芸人顔負けのキャラクターとギャグを持っており、ダウンタウンの松本人志をして
「(原西のおかんは)プロの芸人や」
といわしめたほどだ。
特に、相撲の四股を踏みながら繰り出す
「どすこい、どすこい、ネギちょうだい」
のネタは大人気で、巷の子どもたちが真似するほどだった。
その母が人気絶頂の時に急死したのだ。
12月3日に不整脈発作のため自宅で亡くなられた。
12月1日にはテレビ収録で親子共演したばかりだった。
原西のショックは計り知れないものがあっただろうが、
彼は芸人として気丈に振るまい12月9日に行われたニンテンドーDSのイベントに参加してネタを披露している。
その際のインタビューで母の件に関して
「ボケ逃げして亡くなったようなもんです。レギュラー番組がないことを心配していたのでレギュラーを取ることを来年の目標にしたい」
と語った。芸に打ち込むことが母への供養ということであろう。
それから3ヶ月、2009年の3月3日。
テレビ「カスペ!クイズ!ドレミファドン!決戦!春のイントロ祭」に出演したFUJIWARAを見た。
FUJIWARAの藤本、原西。そしてヘキサゴン関係でmisono、小倉優子の4人の回答者グループだった。
しかし、なにか気になる。クイズが進んでいくに従っていつもと違う感じなのだ。
やたらと藤本が目立つのである。もちろん彼も芸人だから目立ってなんぼなのだが、前列のmisonoと小倉優子にからんで、脅しも入るので小倉優子がおびえるのがわかるほだった。
「『正解したらキスさせてくれるか?』とか言うんですよーっ」
と訴えられて会場からセクハラだと攻められていた。
回答のはや押しボタンを
「押さないと怒るから、仕方なく(答えがわからなくて)押したらまた怒るし。恐いんです」
「『肩の骨折るぞっ』とかいうし」
と女性陣から恐れられ
「恐いおにいさんみたい」だといわれていた。
この時、藤本がとことん憎まれ役になって注目を浴びていた隣では、原西がおとなしくそれを見ていたのだ。
本来、FUJIWARAのパターンは原西が何とか目立とうとして無理なタイミングでギャグを出したところを藤本がしばくというものなのだ。
原西がなんらリアクションもせずに立っているという事はありえなかった。
そして、ふと気がついたのだ。
当然のことではあるが、原西は母のことで頭がいっぱいなのではないか。どうしても芸に集中できない場面もありえるのだ。
それを察した藤本がなんとか原西をカバーしようといつも以上に熱が入って、女性陣からヒンシュクを買うほどいじり倒したのではないだろうか。
後半、ようやくクイズに回答した原西に笑顔が出た時は安心した。
原西にとってはしばらく辛いだろうが藤本という素晴らしい相方もいるので心強い。お母さんのためにもこれを機に芸人として新たな境地を目指して欲しいものだ。
(編集部:真紀和泉)
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芸人魂を見せて明るく振舞っていた原西だが、3月3日放送のテレビ番組「クイズ!ドレミファドン!」(フジテレビ)に回答者として参加したFUJIWARAの二人の様子がどうもおかしい。
FUJIWARAは藤本敏史と原西孝幸からなるお笑いコンビだ。ネタの内容は正直なところ原西のギャグでもっているところがある。
自分で「ギャグを1兆個持っている」とオオボラを吹いたこともあるが、実際に200個は持っているようだ。
藤本が
「死ね!」と言い捨てると
原西が
「生きる!」と返すギャグは痛快だ。
特に、原西の母、尚子さんは芸人顔負けのキャラクターとギャグを持っており、ダウンタウンの松本人志をして
「(原西のおかんは)プロの芸人や」
といわしめたほどだ。
特に、相撲の四股を踏みながら繰り出す
「どすこい、どすこい、ネギちょうだい」
のネタは大人気で、巷の子どもたちが真似するほどだった。
その母が人気絶頂の時に急死したのだ。
12月3日に不整脈発作のため自宅で亡くなられた。
12月1日にはテレビ収録で親子共演したばかりだった。
原西のショックは計り知れないものがあっただろうが、
彼は芸人として気丈に振るまい12月9日に行われたニンテンドーDSのイベントに参加してネタを披露している。
その際のインタビューで母の件に関して
「ボケ逃げして亡くなったようなもんです。レギュラー番組がないことを心配していたのでレギュラーを取ることを来年の目標にしたい」
と語った。芸に打ち込むことが母への供養ということであろう。
それから3ヶ月、2009年の3月3日。
テレビ「カスペ!クイズ!ドレミファドン!決戦!春のイントロ祭」に出演したFUJIWARAを見た。
FUJIWARAの藤本、原西。そしてヘキサゴン関係でmisono、小倉優子の4人の回答者グループだった。
しかし、なにか気になる。クイズが進んでいくに従っていつもと違う感じなのだ。
やたらと藤本が目立つのである。もちろん彼も芸人だから目立ってなんぼなのだが、前列のmisonoと小倉優子にからんで、脅しも入るので小倉優子がおびえるのがわかるほだった。
「『正解したらキスさせてくれるか?』とか言うんですよーっ」
と訴えられて会場からセクハラだと攻められていた。
回答のはや押しボタンを
「押さないと怒るから、仕方なく(答えがわからなくて)押したらまた怒るし。恐いんです」
「『肩の骨折るぞっ』とかいうし」
と女性陣から恐れられ
「恐いおにいさんみたい」だといわれていた。
この時、藤本がとことん憎まれ役になって注目を浴びていた隣では、原西がおとなしくそれを見ていたのだ。
本来、FUJIWARAのパターンは原西が何とか目立とうとして無理なタイミングでギャグを出したところを藤本がしばくというものなのだ。
原西がなんらリアクションもせずに立っているという事はありえなかった。
そして、ふと気がついたのだ。
当然のことではあるが、原西は母のことで頭がいっぱいなのではないか。どうしても芸に集中できない場面もありえるのだ。
それを察した藤本がなんとか原西をカバーしようといつも以上に熱が入って、女性陣からヒンシュクを買うほどいじり倒したのではないだろうか。
後半、ようやくクイズに回答した原西に笑顔が出た時は安心した。
原西にとってはしばらく辛いだろうが藤本という素晴らしい相方もいるので心強い。お母さんのためにもこれを機に芸人として新たな境地を目指して欲しいものだ。
(編集部:真紀和泉)
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