北乃きい(左)とウエンツ瑛士=東京・新宿ピカデリーで
 映画「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」(松竹)が7月12日の公開から、観客動員数70万人を突破し、主演のウエンツ瑛士、北乃きいが29日、東京・新宿ピカデリーで舞台挨拶を行った。

 二人は、浴衣姿で登場。鬼太郎役のウエンツは「自分で5回見に行っているんですけど、僕はエンドロールくらいで先に席を立って、トイレの大きいほうにこもって、お客さんの反応を聞くんです。きいちゃんかわいかった、とかよく聞きます。でも、これを前に話したとき、“ウエンツ、トイレで盗聴”っていう記事になってた。決してそういう書き方はしないでいただきたい。盗聴なんてしてないですから」と観客の笑いを誘った。

 女子高生、楓役の北乃は、ウエンツのイメージについて「人一倍テンションが高くて、大泉(洋)さんと一緒の時はものすごかった。あとは、宿題を教えてくださったり、小さい気配りがすごいですよね。ストーブを向けてくれたり…」と話している最中に、客席から「ちっせえ」の声。ウエンツは「おい誰だ? いま、ちっせえって言ったヤツは。ちっちゃいところからですよ」とうれしそうに突っ込んでいた。

 最後に北乃は、「何か胸に残るものがあると思います。ちょっとでも何か感じたら、一人でも多くの人にその感動を伝えてください」と作品をPRした。

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