国際オリンピック委員会(IOC)は、4日、2016年の夏季オリンピック開催地を東京(日本)、シカゴ(アメリカ)、マドリード(スペイン)、リオデジャネイロ(ブラジル)の4都市に絞り込んだ。

この1次選考通過に、鼻息荒く喜びをみせたのが、野球日本代表監督の星野仙一らと共に、招致大使を務めることになった、みのもんただ。5日、TBS系列「みのもんたの朝ズバッ!」放送内では開口一番、(招致大使に)「私を選んだことは大正解」と声を弾ませ、1次選考通過のニュースを伝えると、スタジオに石原慎太郎東京都知事を招き、今後の展望を話し合った。

さっそく、招致大使の名刺を配り始めたというみのは、「(周囲の意識が)だんだん、かわりはじめました」と話し、五輪招致が実現すれば、都市環境の緑地化も行われ、「緑したたる町になる」と絶賛。番組の最後には、石原都知事とガッチリ握手をして結束をアピール、多忙を極める“鉄人”みのも新たな使命に、意気込みは人一倍の様子だ。

ちなみに、番組内で石原都知事は「地道にやってきたことが評価されている」と話し、残る課題として都民の支持率が60%台と低い現状や、プレスセンター建設予定地となっている築地市場の移転・土壌の汚染問題などを挙げたが、同時に「技術は進んでいる」と問題解決に前向きな姿勢を強調。「税金の無駄遣いでは?」といった声に対しても、「税金を有効に使えば増える」と反論した。