mihimaru GT、30年振り復活「ヤッターマン」に新たな息吹

　上戸彩・大泉洋出演ドラマ「暴れん坊ママ」の主題歌としてオンエア中のシングル「I SHOULD BE SO LUCKY」を先月28日に発表した、mihimaru GT。今年は2年連続でNHK紅白歌合戦への出演も決定しているミヒマルが、来年1月14日より読売テレビ・日本テレビ系で放送開始となるアニメ「ヤッターマン」のエンディングテーマを担当する。

　伝説のアニメ「ヤッターマン」が1977年の放送開始以来、30年振りに復活。泥棒の神様「ドクロベエ」の指令を受け、世界を股にかけて悪事を働く大悪党の3人組「ドロンボー」と、正義の味方「ヤッターマン」とのハチャメチャな戦いぶりが描かれた同作は、勧善懲悪の１話完結ストーリーが大ヒット。ドロンボーたちの見事なやられっぷりや、毎話ラストに課される名物の「おしおき」が国民的人気を博し、テレビ視聴率も20％越えを連発し、「ブタもおだてりゃ木にのぼる」「おしおきだべぇ〜」などの流行語を生み出すほどの社会現象になった。

　21世紀版として生まれ変わる今回の「ヤッターマン」では、基本設定や登場キャラクターなどオリジナル版の世界観はそのままに、毎回のエピソードは一新、全て書き下ろしとなる予定。今現在、現実世界でおきているブームや時事ネタのパロディなどの要素をふんだんに盛り込んで、より遊び心あふれる作品として登場する。旧作を見て育った親の世代には懐かしく、「ヤッターマン」を知らない現代の子供達の目には新鮮に映ることだろう。

　エンディングテーマ「diverge」は、主人公のガンチャン、アイチャンからなるヤッターマンと同じく男女ユニットのmihimaru GTが、デビュー時から温めていたデモ楽曲を番組のために創作し直した、切ないラブ・バラード。同曲は、来年1月30日にmihimaru GTのニューシングルとして発表され、30年前の放送を知らないmihimaru GTが、新しい「ヤッターマン」世代の代表として新たな息吹を吹き込む。

　「ヤッターマン」は2009年春、三池崇史監督により実写映画化も決定している。

■mihimaru GT コメント
この曲は4年前からあった曲で、今回ヤッターマンアニメのエンディングのお話を頂き、改めて書き直しをさせていただきました。アニメを見終わった後の少し切ない気持ちと私たちの音楽がマッチしてくれたら嬉しいです。人恋しいこの季節にピッタリな恋愛をテーマに書いた詩にも注目してもらえたら嬉しいです。

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・ヤッターマン - 読売テレビ
・ヤッターマン - 日活