セルビアサッカー界の伝説的選手、ドラガン・ストイコヴィッチ氏が、レッドスター・ベオグラード会長の座を辞することになったことがわかった。
 同氏は「私は疲れてしまった。人生でもスポーツでも大事なのは、何かを始めるべき時、変えるべき時、そして終わりにすべき時のタイミングだ」と話した。
 2週間後にクラブの理事会で認められれば正式に決定するが、同氏は決心は変わらないと話した。
「私はすべてのモチベーションを失い、壁にぶち当たった。しかし、クラブが定めた目標を実現できたことは誇りに思っている。レッドスターは誰が別の人間の手に、なによりも成功したマネジャーの手に委ねるべきときがきたと思う」と話した。
 1994年から7年間、Jリーグの名古屋で華麗なプレーを披露したストイコヴィッチ氏は現役引退後、2005年7月にレッドスターの会長に就任、以来クラブはセルビアリーグ優勝2回、カップ優勝2回を経験したが、チャンピンズリーグ予選を突破することはできなかった。