F4ヴァネスが来日、5年の歳月を費やした渾身作

　今年3月、台湾観光イメージキャラクターに就任し、4人揃っては実に2年ぶりとなる来日を果たしたイケメン4人組、F4。俳優業、音楽活動といった個々のソロ活動も積極的に行う彼らだが、メンバーのヴァネス・ウー（呉建豪）は、昨年7月に東京国際フォーラム初の来日コンサートを行い3公演で1万5千人を動員。今月23日には、ニューアルバムとプライベートDVDの発売を記念して、都内にてライブ・ショーケースを開催した。

会場にはメディアの他、ヴァネスの公式ファンクラブで1万人の応募の中から幸運にも選ばれた50人が詰め掛け、ヴァネスは5月30日に発売となるニューアルバム「V.DUBB」（ヴィー・ダヴ）の中から2曲を披露。「Never Let You Go」では4人のダンサーを従えて激しくも華麗なダンスを披露、続くバラードナンバー「Mama」では母への感謝の想いを甘く切なく歌い上げた。

5年の歳月を費やして完成したニューアルバム「V.DUBB」。ライブ後のトークタイムでヴァネスは、「なぜ5年も掛かったのかというと、ファーストアルバムを発表してすぐに制作に取り掛かったのですが、他のスケジュールやタイミングなどが合わずに、完成したのは今から3年前のことでした。でも、聴き直してみると新鮮味が感じられず、レコーディングをやり直したいと思いました。その後も、Kangtaとのコラボレーション・アルバムなどがあり、発表の機会を逃してしまっていたのですが、ようやくレコーディングをやり直して、こうして自分の納得がいく作品ができ、日本でも発表できることを嬉しく思います。」と述べた。

「台湾でのお勧めスポットは？」との質問に、同じF4メンバーのヴィック・チョウ（周渝民）の家がすごく楽しい、と答えて場内の笑いを誘い、「ヴァネスの出没スポット？」との質問には「台湾にはあまりいないかな。もし台湾で僕に会いたかったら、ジムにいるかな」と今作のジャケットでも見事な肉体美を披露している彼らしい発言をしていた。そして最後に「いつもサポートありがとうございます。皆さん“愛してます（日本語）”」とファンへに感謝の気持ちを伝え、ステージを後にした。

6月8日にはDVD「F4 Real Film Collection “Van Ness Wu”」が発売。7月13日と14日には東京国際フォーラムにて2度目の来日コンサート「2007 Van Ness Wu Concert in Tokyo V.DUBB MY KINGDOM」を予定している。そして、この日ヴァネス自身も知ったことだが、7月16日には追加公演が横浜で決定した。

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