MARIA
 元・ZONEの舞衣子が、新たな仲間とともに結成したバンド、MARIA。デビューシングル「小さな詩」から1年、21日には3作目となるシングル「HEART☆BEAT」を発売する。初の全国ツアーを経験したデビュー1年目、そしてこれからのMARIAについて彼女達に話を聞いた。

■昨年3月にデビューされてから、もうすぐ1年が経とうとしていますが、この1年はどんな年でしたか?

あゆか(ギター、コーラス):この1年は初めてのことや、新しいことだらけで、迷ったり考えこむこともあったし、どうしたらいいか分からないことがたくさんあったんですけど、去年の夏に全国ツアーを初めて回った時にファンの皆に支えられたり、スタッフの人にすごく支えられたりして、人の温かさをすごく肌で感じることができた1年だったなと思っています。MARIAとしての絆もまた深まったし、ファンの皆とも深まって、すごく近い存在になれたかなと思います。

れいな(キーボード):去年は分からないことだらけで、地に足が着いていない感じで、壁にぶち当たった時もあるけど、それを乗り越えた時の達成感も全部経験してきたから、今年1年はちゃんと地に足を付けて進んでいける年かなって思っています。だから一歩一歩ちゃんと前進していって、何もかも実感していきたいなと思っています。

TATTSU(ドラム、コーラス):毎日があっという間に1年が過ぎてしまった感じなんですよ。なので今年はもっと気持ちに余裕を持って、もっと視野を広めていけたらいいなと思いますね。

愛華(ベース、ボーカル):去年は全部が精一杯で、何もかもが新しいことで、「やらなきゃ!」だったんですけど、今年はもっと楽しんで、もっと自分達で、余裕をもって作品を作っていけるといいな。

舞衣子(ベース、ボーカル):その時は分かってなかったんですけど、目の前にあることしか見えてなくて、いっぱいいっぱいになっている自分がいて、ただ前に向かって走って頑張ってるんだけど、実際にそんなに前に進んでなかったのかな、というのを今思って。自分がいっぱいいっぱいだった分、ファンの方や、スタッフの方や皆、他のメンバーにもすごく支えられた1年だったんですよ。今年は自分を見つめ直して、客観的に見られるくらい余裕を持った1年にしていきたいなぁ、と思いました。

SACCHIN(ギター):去年は地に足がついていない状態で、周りの状況を把握していなかったり、目の前のことしか見えていなくて、「やらなきゃ!」という焦りが自分の中にあって。その中でも夏のツアーを回った時に、ファンの人や周りの人に支えられているんだな、というのが改めて分かったんですよ。そんなツアーや、去年の色々な初めてだらけのことを経験したことを踏まえて、今年はもっと自分達の足元を固めていって、少しずつ、一歩ずつ進めていけたらいいな、と思ってます。