去年は吉田vs小川の日本人黄金カードが実現したが、今年はどんなビッグカードが飛び出すのか?
12月31日(日)、さいたまスーパーアリーナで開催された『PRIDE男祭り2006』。フジテレビのPRIDE放送撤退から、無差別級GP開催、ラスベガス進出とPRIDE激動の一年を締めくくるべく現PRIDEが誇るベストカード全10試合が出揃ったこの日。さいたまスーパーアリーナには48,709人の大観衆を動員し、熱戦の続くリングへファンの目を釘付けにした。

メインイベントでは、PRIDEヘビー級タイトルマッチ、王者エメリヤーエンコ・ヒョードルvs挑戦者マーク・ハントの一戦が行われた。試合はハントのパンチ&サブミッションにヒョードルが苦戦を強いられるも、最後は逆転の一本勝ち。ヒョードルはテイクダウンからアームロックと繋いでハントを仕留めた。

また、第7試合では五味隆典vs石田光洋の一戦が行われ、来年5月に開催予定のPRIDEライト級GPを前に、ライト級王者五味がトップコンテンダー石田を74秒で葬り去る圧倒的な強さをみせた。他にも吉田秀彦がジェームス・トンプソンに敗れるまさかの結末や、今後のPRIDEマット中心人物になるであろう青木真也の妙技など見所満載。

2007年は一体どんな闘いをみせてくれるのか。オープニングに続き、休憩明けにリングへ登場した高田延彦PRIDE統括本部長は「来年、我々PRIDEはムチャクチャ攻めます。楽しみにしていて下さい。2月に2度目のラスベガス大会。5月には3度目のラスベガス、5月にはライト級GP、6月再びベガスに行ってきます」とファンに挨拶。2007年のPRIDE躍進を高らかに宣言した。

『PRIDE男祭り2005 頂‐ITADAKI‐』をプレイバック!
PRIDEオフィシャルサイト


PRIDE 男祭り2006』
第10試合 PRIDEヘビー級タイトルマッチ/1R10分・2,3R5分
○エメリヤーエンコ・ヒョードル
(ロシア/レッドデビル)
1R8分16秒
羽根折り固め
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マーク・ハント×
(NZL/オシアナススーパーファイタージム)
第9試合 PRIDEルール/1R10分・2,3R5分
×ジョシュ・バーネット
(アメリカ/フリー)
3R終了
判定0-3
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アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ○
(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
第8試合 PRIDEルール/1R10分・2,3R5分
×吉田秀彦
(日本/吉田道場)
7分50秒
TKO
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ジェームス・トンプソン○
(イングランド/チーム・トロジャン)
第7試合 PRIDE武士道ルール/1R10分・2R5分
○五味隆典
(日本/久我山ラスカル)
1分14秒
KO
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石田光洋×
(日本/T-BLOOD)
第6試合 PRIDEルール/1R10分・2,3R5分
○藤田和之
(日本/Team Japan)
1R2分8秒
KO
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エルダリ・クルタニーゼ×
(グルジア)
第5試合 PRIDE武士道ルール/1R10分・2R5分
×川尻達也
(日本/T-BLOOD)
2R終了
判定0-3
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ギルバート・メレンデス○
(アメリカ/ジェイク・シールズ・F・チーム)
第4試合 PRIDEルール/1R10分・2,3R5分
×中村和裕
(日本/吉田道場)
3R終了
判定0-3
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マウリシオ・ショーグン○
(ブラジル/シュートボクセ)
第3試合 PRIDE武士道ルール/1R10分・2R5分
○郷野聡寛
(日本/GRABAKA)
2R終了
判定2-1
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近藤有己×
(日本/パンクラスism)
第2試合 PRIDE武士道ルール/1R10分・2R5分
○青木真也
(日本/パラエストラ東京)
1R2分4秒
トライアングルチョーク
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ヨアキム・ハンセン×
(ノルウェー/フロントライン・アカデミー)
第1試合 PRIDEルール/1R10分・2,3R5分
○田村潔司
(日本/U-FILE CAMP.com)
1R1分18秒
KO
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ミノワマン×
(日本/フリー)