ガールズちゃんねるで4月下旬、「『成功者は同窓会に来ない』は本当か?」というスレッドが立った。スレ主は、社会的地位が高い男性は時間に追われており、時間の使い方がシビアなため同窓会にはあまり参加しないと分析する。

一方、女性の場合は「成功者と言っても玉の輿や大手企業の一般職」で時間に余裕があるため、同窓会に参加する傾向があると綴った。(文:石川祐介)

社会的地位ではなく「ヤンキー気質かどうかでは」説も浮上

「現在の生活に満足してて、同窓会で会いたい人もいなければいくメリットないから、そうかもしれないね」と賛同する人は多い。楽しめるかどうか曖昧な同窓会に時間を割くより、今の満足した生活を優先する人も結構いそうだ。

一方、「男の方が自分のキャリアをひけらかして(やれゴールドマンサックスがどうとか)、まるで自慢大会だった」「逆では?」という意見も散見される。同窓会を一種の異業種交流会と考えて、さらなる成功のために来る人もいるとの指摘もあった。

「ハイスペックの医者や弁護士や企業のトップグループは普通に集まってる。情報交換と人脈構築なんだって」

成功者は来ない、成功者ほど来ると、両意見真っ二つといった感じである。

社会的地位ではなくヤンキー気質がある人ほど参加する傾向がるという説も浮上した。"仲間"や"絆"を重視する人たちは、かつてのつながりを大事にし、同窓会に参加したがるのかもしれない。

「高卒で地元にずっと残ってる人が参加してることが多い。ヤンキーは結構な確率で参加してる」

「内輪で集まる方が楽しい」 次の流行は「同窓会離れ」か

しかし、成功しているか否かに関わらず、参加するのが億劫だという人も目立った。

「数人で内輪で会うほうが楽しいしリーズナブル」
「今って会いたい人とはいつまでも繋がってられるし、そういう場が好きでない限り行く人って少ないんじゃない?」

SNSが普及したことで卒業後も連絡を取りやすくなり、仲の良い人同士で会うことも簡単になった。大々的な同窓会に参加するメリットも薄れてきたのかもしれない。今後は「同窓会離れ」が流行する可能性もありそうだ。