画像提供:マイナビニュース

写真拡大

日本テレビの水卜麻美アナウンサーが、13日深夜に放送された同局系単発バラエティ番組『犬も食わない』で、最近のセクハラの風潮について困っていることを明かした。

現代社会にはびこる“犬も食わないケンカ”を対照的な2人のキャラクターによるコントで描き、オードリーの若林と水卜アナがTwitterの視聴者を巻き込んで応援する同番組。昨年秋に10回限定で放送され、復活版となる今回は、全5対決が繰り広げられた。

この中の「セクハラビクビクおじさん」(小手伸也)vs「セクハララインわかってますおじさん」(かもめんたる・う大)を受け、水卜アナは「放送できるか分からないんですけど…」と言いながら、セクハラに対する持論を展開。

「『ちょっと太ったんじゃない?』って言われるのはダメなんですよ。でも『ちょっと痩せたんじゃない?』もダメです。セクハラって結局信頼関係と受け取り方ですけど、私は会社の人が好きなので、『痩せた』って言われたらすっごいうれしいし、『太ったね』とか言われても、むしろ面白いのでいいんです。でも全部禁止されちゃうと、女子も女子でちょっと困る人もいるでしょうね。もしかしたら古い考えかもしれないですけど」と、コミュニケーションが制限されてしまうことを恐れた。

それを聞いたにもかかわらず、若林は「これからの時代、コンプライアンスも厳しくなってくるから、水トちゃんにそういうこと言うのは世の中でやめたほうがいいね」とおどけた様子。すかさず、水卜アナは「それは困るんですよ。本当に困るの、本当に困る!」と、若林に両手を合わせて切実に訴えていた。

この日の放送では他にも、「ビジネス本全部読み男」(SixTONES・ジェシー)vs「帯だけ読んでる男」(かまいたち・山内健司)、「マイナーアイドルファン」(犬飼貴丈)vs「メジャーアイドルファン」(ミキ)、「ハッシュタグ仕分け女子」(趣里)vs「ハッシュタグ活用女子」(武田玲奈)、「腹筋女子」(奥山かずさ)vs「美尻女子」(西野未姫)が展開され、「#犬も食わない」がTwitterのトレンド入りする盛り上がりとなった。

また放送中には、番組公式SNSで、若林と、翌朝に『スッキリ』の生放送を控える水卜アナによる生配信も実施し、視聴者からは「レギュラー化希望」の声が殺到。“犬も食わないTシャツ”を着用して日テレ社内や汐留界隈で番組をアピールしていた水卜アナは「次はちょっと半径広げますわ。麻布十番とか…」と、さらなるPR活動をやる気十分で、若林も「またいつの日か、よろしくお願いします」と、次回の放送に意欲を示していた。

なお、オードリー・春日俊彰ふんする「YouTuberナメてるおじさん芸人・古井ひでお」によるYouTubeチャンネル「古井ひでおチャンネル」は、レギュラー放送終了後の今もなぜか更新中。それに加え、今回の「マイナーアイドルファン」コントに登場した、ハーパー・あいなぷぅ演じる地下アイドル・あいにゃんが、“動画アイドル”として活動を開始したことが発表され、またも番組を飛び出してひとり歩きしだすキャラクターが誕生した。