「プレミアクラブが冬に獲得すべき8人のディープラインMF」

写真拡大 (全9枚)

冬の移籍市場オープンが間近に迫ってきた。

ここでは、『Squawka』による「プレミアリーグのクラブが1月に獲得を狙うべきディープラインMFたち」を見てみよう。

なお、プレミアリーグの夏移籍は短めだったが、冬移籍は1月1日〜31日まで開かれる。

シェカ(リール)

獲得を狙うべきクラブ:ウォルヴァーハンプトン

リールがリーグアンで上位につけている理由は、彼にある。

FWニコラ・ペペはもちろん素晴らしい。だが、クリストフ・ガルティエ監督によって鍛錬された中盤は精力的な働きを見せている。そして、その頑強なアプローチを体現しているのが、24歳のポルトガル人MFシェカだ。

ウルヴスの中盤は、ルーベン・ネヴェスとジョアン・モウティーニョのダイナミックなデュオに依存し過ぎているので、彼を補強できればデカい。

ダニーロ・ペレイラ(ポルト)

獲得を狙うべきクラブ:マンチェスター・シティ

レスター相手に大苦戦したリーグカップでの戦いぶりを見たならば、シティがどれほど守備的MFのバックアップを必要としているか分かったはずだ。

DFジョン・ストーンズがアンカーを任されたが、慣れない場所でのプレーはぎこちなく見えた。

ペレイラならフェルナンジーニョを補完するのに必要とされるレベルのプレーを提供できるはずだ。

マーヴェラス・ナカンバ(クルブ・ブルッヘ)

獲得を狙うべきクラブ:ウェストハム

この数年、ハマーズはボール奪取に長けたMFを渇望してきた。今季はデクラン・ライスがその懸念を軽減させたが、カルロス・サンチェスはまだ離脱中だ。

来月のマヌエル・ペジェグリーニ監督が獲得できうる守備的MFに熱視線を送ることは間違いない。

ナカンバなら大当たりになりうる。そのアグレッシブさと無尽蔵のエネルギーで、ハマーズの中盤のレベルを引き上げるはずだ。

ナイタン・ナンデス(ボカ)

獲得を狙うべきクラブ:マンチェスター・ユナイテッド

解任されたばかりのジョゼ・モウリーニョは“狂犬”を熱望していた。それは、いまだにユナイテッドの中盤が抱えている問題でもある。

22歳のナンデスは170cmと小柄ながら、同胞ルーカス・トレイラの“生き写し”のような選手だ。

粘り強さと創造性を兼ね備えており、コパ・リベルタドーレス決勝でのパフォーマンスはセンセーショナルだった。多くの欧州トップクラブの注意を引いたはず。

リュボミール・フェイサ(ベンフィカ)

獲得を狙うべきクラブ:エヴァートン

エヴァートンMFイドリサ・グエイはプレミアリーグで最も過小評価されている選手かもしれない。彼の不在を誰が埋められるだろうか?

マージーサイドに来て以降のモルガン・シュナイデルランは低調続きで、マルコ・シウヴァ監督はシティ戦では中盤にエンフォーサーを配置しなかった。

フェイサなら最適なデストロイヤーになるだろう。30歳のセルビア代表は経験があり、フィジカルに長け、実用的なMFだ。

チアゴ・メンジス(リール)

獲得を狙うべきクラブ:チェルシー

ブルーズは中盤のオプションが豊富だが、ダニー・ドリンクウォーターは余剰戦力となっており、セスク・ファブレガスも退団が囁かれている。

つまり、マウリツィオ・サッリ監督はマーケットで人材探しをする可能性があるということ。

オールラウンドなCDM(センターディフェンシブミッドフィルダー)であるメンジスは、指揮官の哲学に完璧にハマるはず。彼はリールの躍進において“触媒”となっており、チェルシーにとって素晴らしい補強になりうる。

ウィルマル・バリオス(ボカ)

獲得を狙うべきクラブ:ニューカッスル

もしマグパイズが最大限の努力をするなら、バリオスは冒す価値のあるリスクだろう。

このコロンビア人はかっとなり、無鉄砲になる時もある。ワールドカップでのジョーダン・ヘンダーソンへの頭突き、リベルタ決勝でのレッドカードは記憶に新しいはずだ。

だが、フットボール界にはもっと酷いがことあるものだ。ラファ・ベニテス監督は戦士を必要としており、バリオスがそれだ。

レアンドロ・パレデス(ゼニト)

獲得を狙うべきクラブ:アーセナル

ウナイ・エメリ新体制となったアーセナルは好調だ。ただ、アーロン・ラムジーは退団する見込みで、グラニット・ジャカには未だに疑問符が付く。

よって、指揮官は中盤の補強に動きうる。パレデスとトレイラの組み合わせは、プレミアリーグでも屈指の頑強かつ素晴らしいタッグになるかもしれない。