宇宙から見た巨大ハリケーン、その恐ろしくも美しい姿(動画あり)
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1/5国際宇宙ステーションから撮影したハリケーン「フローレンス」の様子。ノースカロライナ州のライツヴィル・ビーチに上陸したときの様子。9月14日撮影。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA
2/5国際宇宙ステーションから撮影したハリケーン「フローレンス」の様子。ノースカロライナ州のライツヴィル・ビーチに上陸したときの様子。9月14日撮影。
3/5国際宇宙ステーションの高解像度ヴィデオカメラが撮影したハリケーン「フローレンス」の様子。9月14日に撮影。PHOTOGRAPH COURTESY OF ESA/NASA-A. GERST
4/5国際宇宙ステーションから撮影したハリケーン「フローレンス」の様子。9月12日に撮影。
5/5国際宇宙ステーションから撮影したハリケーン「フローレンス」の様子。9月12日に撮影。 Prev Next
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![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/c/7/c7fd7_126_e759a5bc3aabe235c47110e8561d88c6.jpg)
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米南部のノースカロライナ州に上陸した大型ハリケーン「フローレンス」が猛威を振るっている。現地では洪水などの被害によって、9月16日午前の時点で少なくとも13人が亡くなっているという。
東南アジアでも、台風22号(マンクット)が上陸したフィリピンで少なくとも30人が亡くなり、徐々に勢力を落としながら中国へと向かっている。すでに香港やマカオが暴風域に入り、このまま中国の広東省へと向かう見通しだ。
各地に大きな被害をもたらしている大型のハリケーンや台風の様子を、宇宙から見たらどうなるか。その答えを、国際宇宙ステーション(ISS)のカメラが撮影した写真や動画が教えてくれた。冒頭の写真は、米国に上陸したフローレンスを宇宙から撮影したものだ。ISSには高解像度ヴィデオカメラも搭載されており、そこから撮影したのが下記の映像である。
われわれが天気図で見るような台風は、地上から高度約36,000kmの円軌道を周回している気象衛星が撮影したものだ。このため真上から見下ろすかたちになり、どうしても平面的に見えてしまう。ところが、地上から高度およそ400kmを回るISSからの写真や映像は、低軌道から見ているがゆえに立体的だ。
渦巻く空気の流れまでも見えてきそうなハリケーンの写真は美しい。だが、その下で吹き荒れる突風と豪雨によって、地球上には甚大な被害がもたらされた。宇宙から見下ろすことで、大自然の静と動の二面性が改めて浮き彫りになる。