カンテに敬服…W杯前に兄を亡くしてた

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チェルシーに所属するフランス代表MFエンゴロ・カンテは、今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)に期する思いは誰よりも強かったのかもしれない。『Sports Orange』が報じた。

現フットボール界における指折りのボールハンターとして名を馳せるカンテ。自身初のW杯という舞台でも運動量と危機察知能力を武器に圧倒的な存在感を解き放ち、フランス代表の1998年大会以来となる優勝に貢献した。

しかし、その裏で悲しい出来事がカンテの身を襲った模様。それは4人兄弟である兄の死だ。W杯前に心臓発作で亡くなってしまったようだ。ちなみに、カンテは11歳時、父親もなくした過去があるという。

世界王者を目指すフランス代表の一員として、想像を絶する悲しみを乗り越え、プロフェッショナルに徹したカンテ。それを思うと、敬服するばかりだ。