「政治的『島国』の日本は独りぼっちの運命」北朝鮮メディア
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は7日、朝鮮半島を取り巻く情勢の流れから日本が取り残されているとして、そうした状況は「自ら招いたもの」だとする論評を配信した。
「政治的『島国』の運命は自ら招いたもの」と題された論評は、次のような表現で、口を極めて安倍政権を罵倒している。
「安倍政府の旧態依然とした対朝鮮敵視強硬政策と態度は地域情勢の流れの縁に押し出された島国一族の困窮なたわごとにすぎない」
「安倍政府の政治的近眼と後進性は日本有史以来、最悪を記録している。彼らの言動は一つ一つが周辺諸国の要求や利害関係には関わらず、またはそれを悪用して自分らの利益だけをむさぼろうとする低俗で一方的なもので一貫している」
「地域の要求と大勢を知らなければ、政治的にも孤立した『独りぼっちの島国』の運命を永遠に免れないということを日本は知るべきである」
(参考記事:朝鮮中央通信「政治的『島国』の運命は自ら招いたもの」全文)
北朝鮮メディアは南北首脳会談(4月27日)と米朝首脳会談(5月)を控え、米韓に対する非難を抑制する一方で、日本批判のトーンを高めている。