村田修一が戦力外通告前日に明かした想いと、通告後に盟友と交わした約束
プロ野球・巨人から戦力外を通告され、今後が注目されている村田修一。21日放送、テレビ東京『追跡LIVE! Sports ウォッチャー』では、通告前後に村田が明かした胸中を伝えた。
シーズン途中から復調し、ほかの主軸とそん色ない成績を残した村田には、FA権を行使して移籍する選択肢もあった。だが、奇しくも戦力外通告の前日となった12日の自宅での取材で、村田は「自分の中では出ていかない予定」と、巨人に残る意向を打ち明ける。
だが、「いらないって言われたらキツい」と最悪の事態も想定していることをうかがわせた村田は、取材翌日に戦力外を言い渡された。直後の取材で「まいったな」と口にし、球団の説明に「はいと言うしかなかった」と明かした村田は「実感としてなかなか湧いてこない」と困惑を隠せない。
通算2000本安打まで135本に迫っている村田は、同学年で唯一とも言える名球会入りの可能性を残している。にもかかわらず、村田は「若手を育成するというなら後ろからサポートしてもいい」と、レギュラーの座を諦めてでも巨人に残る考えだったことを明かした。
それでも、戦力外通告という事実は変わらない。「真摯に受け止めて前に進むしかない」と声を絞り出した村田は、3日後の慰労会で盟友の杉内俊哉、實松一成から激励されると、「神はどれだけ試練を与えるんだ」と苦しい胸中をさらしつつ「もう1回越えよう」と2000本安打に向けて奮起。
「悲しいし、寂しいけど、笑ってないと、いろんなこと考えちゃう」「自分で選べないし待つしかない」と不安をのぞかせながらも、村田は「それでもやっぱり野球が好きだから、立ち上がらないといけない」とコメント。「逆境ばかり神様は与えると思っていない。野球と真剣に向き合ってきたし、自分の生き方は間違ってないと思っている」「オレはまだ泣かない」と、力強く前を向いた。
最後に、杉内、實松とグラスを合わせつつ「良かったなってみんなで言ってまた酒飲みたい」「決まりましたって言えるように」と再会を誓った村田。解説者の中畑清氏は、ドラフトを経て戦力検討後に手を挙げる球団もあり得ると予想し、「腐った顔だけはやめなさいよ」とエールを送った。
シーズン途中から復調し、ほかの主軸とそん色ない成績を残した村田には、FA権を行使して移籍する選択肢もあった。だが、奇しくも戦力外通告の前日となった12日の自宅での取材で、村田は「自分の中では出ていかない予定」と、巨人に残る意向を打ち明ける。
通算2000本安打まで135本に迫っている村田は、同学年で唯一とも言える名球会入りの可能性を残している。にもかかわらず、村田は「若手を育成するというなら後ろからサポートしてもいい」と、レギュラーの座を諦めてでも巨人に残る考えだったことを明かした。
それでも、戦力外通告という事実は変わらない。「真摯に受け止めて前に進むしかない」と声を絞り出した村田は、3日後の慰労会で盟友の杉内俊哉、實松一成から激励されると、「神はどれだけ試練を与えるんだ」と苦しい胸中をさらしつつ「もう1回越えよう」と2000本安打に向けて奮起。
「悲しいし、寂しいけど、笑ってないと、いろんなこと考えちゃう」「自分で選べないし待つしかない」と不安をのぞかせながらも、村田は「それでもやっぱり野球が好きだから、立ち上がらないといけない」とコメント。「逆境ばかり神様は与えると思っていない。野球と真剣に向き合ってきたし、自分の生き方は間違ってないと思っている」「オレはまだ泣かない」と、力強く前を向いた。
最後に、杉内、實松とグラスを合わせつつ「良かったなってみんなで言ってまた酒飲みたい」「決まりましたって言えるように」と再会を誓った村田。解説者の中畑清氏は、ドラフトを経て戦力検討後に手を挙げる球団もあり得ると予想し、「腐った顔だけはやめなさいよ」とエールを送った。