一人のアニメーターによる最低のジョークだそう。
 - Pascal Le Segretain / Getty Images

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 アメリカでNetflixが配信している「みつばちマーヤの大冒険」のテレビアニメシリーズで、背景に男性器を発見した保護者がFacebookで怒りをあらわにしたことをきっかけに、Netflixが同エピソードをライブラリーから削除した。The Wrap などが報じている。

 この女性は映像と一緒に「子供が観ていることを意識してください!」「わたしがおかしいのではないはず。このようなものは子供向けの番組に含まれていてはならないのです」などと述べている。

 男性器は空洞になった倒れている大きな木の内側に落書きのように描かれているのだが、同じく男性器の落書き事件を題材にし、配信されたばかりのNetflixドラマ「ハノーバー高校落書き事件簿」を連想した人もいたようだ。

 同ドラマは、学校の教職員用駐車場で27台の車にスプレー塗料で男性器が描かれた事件をドキュメンタリー風に撮影した作品。「『ハノーバー高校落書き事件簿』の第2シーズンは、『みつばちマーヤの大冒険』の男性器を描いた犯人は誰だ、になるんじゃないか?」「ディラン(犯人と疑われた高校生)が『みつばちマーヤの大冒険』のアニメーターになっているストーリーを『ハノーバー高校落書き事件簿』の第2シーズンにしたらどうだろう」などのツイートがみられた。

 アニメを制作している Studio 100 Animation は、このまったくもって不適切な絵は、同アニメに関わっている150人のアーティストのうち、勝手な行動に出た一人のアニメーターによる最低のジョークであると説明。法的措置も取り始めており、今後このようなことが起きないような対策も取る予定だとVultureなどが報じている。(澤田理沙)