北朝鮮が日本の方向にばかりミサイルを撃つ理由=中国
![北朝鮮が15日朝に発射した中距離弾道ミサイルは北海道上空を通過し、襟裳岬から東に約2200キロの沖合に着水した。北朝鮮は8月29日にもミサイルを発射しており、その時も北海道上空を通過している。(イメージ写真提供:123RF)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/1/3/13a5a_620_7b68cda1_ae66b293-m.jpg)
中国メディアの今日頭条はこのほど、北朝鮮のミサイル問題について考察する記事を掲載したうえで、「なぜ北朝鮮は日本の方向にばかりミサイルを撃つのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。
記事は、北朝鮮が15日に発射したミサイルが北海道上空を通過したことを伝えつつ、「最近、北朝鮮は日本の方向に向けて立て続けにミサイルを発射している」とし、それは北朝鮮にとって日本は「敵対国」であるからだと主張した。
さらに記事は、日本と米国は同盟国であり、北朝鮮は日本に向けてミサイルを撃つことで「米国に容易に手出しをさせないようけん制し、自国の安全を確保しようとしている」と考察したうえで、北朝鮮の核問題に対して、関係国は冷静さと理性を持って対処することが必要であると指摘。ミサイルが日本上空を通過したとはいえ、日本が過度な反応を示せば問題がエスカレートし、悪循環に陥る可能性があるとして、日本に対して冷静な対応を取るよう呼びかけた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)