カリフォルニア州の公立高校San Benito高校で、約20人の女子学生が学校のドレスコード違反と認定され、自宅に帰宅しました。

「違反」とされたのは肩が見えるタイプのトップス、いわゆるオープンショルダーのブラウスです。

Twitter/@chadya_acosta

生徒は、学校側がこれまでこのドレスコード規則を適用したことはなく、学校のアルバムにもそうした服装の生徒の写真があり、実質許可されている状況だったので、多くの生徒たちは理不尽で差別的な規制と感じたようです。

「過去のアルバムでは肩が見えるブラウスを許可していたことをこの本が説明している」

学校側は露出の多い服装ということで生徒を守るという意図があったと説明しましたが、それに対して生徒たちは抗議行動を起こしました。なんと行動したのは男子生徒たちでした。

自らオープンショルダーのブラウスを着て笑顔を見せる男子生徒たち。

Twitter/@chadya_acosta

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学校と生徒・保護者で対話の機会を設ける

その様子を見た校長先生は学校のFacebookで、生徒たちとの話し合いの場を設けることを発表しました。

書面には「私達の第一の目標は学生が意図しない事態に遭う可能性をなくすこと」であり、進学のための面接試験などへの影響を考え、規律を整えようとしていたという学校側の考えが書かれています。

そのうえで、生徒と学校のスタッフが話し合いをしたことについてはとても有意義であり、学校側は今後は学生と保護者、学校スタッフとで話し合ったうえでルールを明確にしていくとのことです。

生徒たちの抗議行動と学校の対応に、賛同するコメントがSNSに投稿されました。

厳しいドレスコードに耐える10代の女の子たちに、同じ10代の少年たちが支援した……服装に問題があるのではなく、大人たち・教師たちに問題があるね。ドレスコードを設けるのはいいけれど、その理由が女性を危険から守るためだと主張し始めると、服のせいで暴力を受けることもあるんだと言っているようなもの。女子生徒たちに、安全のために肌を隠せということを教えるよりも、男子に「女性をものとして見るな」と教えないとね。

しっかりとした考えを持った男子生徒たちの行動に、学校側も歩み寄る姿勢を見せました。こんな彼らが近い将来、本物の紳士として社会に出てくるのは頼もしいことですね。