3カ国での共催が決定すれば、サッカーのワールドカップとしては初となる。

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 米国、メキシコ、カナダの各国サッカー協会は10日、26年開催のFIFAワールドカップ(W杯)に3カ国共催で立候補する予定であることを発表した。26年からは出場チームが拡大され現行の32カ国から48カ国になることもあり、米国が隣国のカナダ、メキシコと協力してW杯の開催に手を挙げた形だ。

 W杯では過去02年に日韓大会が初の共同開催として行われたが、3カ国共催となると史上初になる。開催地は20年に決定される。

■W杯開催地決定方法は?

 10年の南アフリカ大会からは大陸ごとにローテーションで決定するとされていたが、14年南米開催のW杯の時にブラジルしか立候補しなかったことから廃止。現在は地域に関係なく立候補地を募り、2大会分同時に決定される。

 今回は26年と30年の開催地が同時に決定される予定。

 北中米カリブ海地区ではメキシコが70年と86年、米国が94年に開催。直近では18年にロシア(欧州)、22年にカタール(アジア)で開催されること、94年以降開催がないことから、26年は同地区での開催が有力視されている。

 北中米カリブ海地区で開催される場合、32年ぶりとなる。

●3カ国開催の場合の実施案は?

 3カ国共催の場合、試合数の割り振りが重要になる。

 10日に発表された開催実施案では、全80試合のうち米国で60試合、メキシコとカナダで10試合ずつ実施する予定となっている。

 このうちメキシコとカナダはグループステージとラウンド16まで。米国はこれに加えて準々決勝以降の全試合を行う。

●カップ戦における共催例は?

 各大陸のカップ戦では過去に共催された事例もいくつかある。

 アジアカップでは07年にインドネシアなど4カ国で共催。アフリカネーションズカップでは00年と12年に2カ国共催の例がある。

 UEFA欧州選手権では00年にベルギーとオランダ、08年にオーストリアとスイス、12年にポーランドとウクライナで共同開催されている。また、2020年はロンドン(イングランド)、バクー(アゼルバイジャン)、ミュンヘン(ドイツ)など13都市で開催される予定だ。