古巣復帰を選んだ清武。背番号は46に決まった。(C)REUTERS/AFLO

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 C大阪が2月1日、セビージャ(スペイン)のMF清武弘嗣を完全移籍で獲得したと発表した。

 清武は2016年夏にハノーファーからセビージャに移籍したものの、なかなか出場機会を掴めずに苦しんでいた。今冬はヘルタ・ベルリンやシャルケなどブンデスリーガ勢、MLSのシアトル・サウンダーズなども獲得に興味を示していたようだが、本人の意向で帰国が実現した。
 
 2010〜12年6月まで在籍したC大阪には、4年半ぶりの復帰。本人はC大阪の公式HPをとおして、「この度、2017年シーズンからセレッソ大阪にてプレーさせて頂くことになりました。今回の移籍に際し、クラブのスタッフ、関係者の方々など数多くの皆様にご尽力を頂いたお陰で、セレッソでプレーできることを本当に嬉しく思います。セレッソのエンブレムを誇りに思い、必ず結果で示せるように、選手、スタッフ、サポーターの皆さんと戦っていきたいと思います」とコメントした。
 
 清武とセビージャの契約期間が残っていたため、今回の移籍には違約金が発生している。現地の報道によれば、その額は500万ユーロ(約6億1200万円)〜600万ユーロ(約7億4000万円)とされている。