15日、米公共ラジオ放送NPRは、米国で「B級料理」とされてきた中国料理の地位に変化が起きていると報じた。写真はNYの中国料理レストラン。

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2016年11月15日、米公共ラジオ放送NPRは、米国で「B級料理」とされてきた中国料理の地位に変化が起きていると報じた。

2010年に北京からニューヨークにやって来た康寧(カン・ニン)さんは、すぐに米国で中国料理の地位が高くないことに気付いたという。外国料理だからというだけではなく、日本料理やイタリア料理と比べても低い位置付けだと感じたそうだ。

康さんのように、海外で中国料理レストランを展開する新たな世代は、以前と比べて資金も豊富で、店の格調に合せて価格も引き上げることで中国料理のイメージを高めようとしている。彼らは高級な中国料理に興味を持つ米国人だけでなく、ますます増加している中国人富裕層の移民のニーズにも応えている。

康さんの店づくりは従来のそれとは一線を画しており、「中国料理のレストランも良質なサービスや雰囲気を提供できることを知ってもらいたい」としている。ニューヨークにはこうした「挑戦」を続ける店が少なくないそうだ。

専門家は、「料理の地位を高める要素で鍵となるのは経済と文化。豊かな国や経済が発展している国からの移民が多くなれば、その国の料理の名声も値段も高くなる」とし、「かつての日本料理のように、中国料理の米国内でのイメージは20年以内に変化する」との見方を示しているという。(翻訳・編集/北田)