iPhoneの使わないともったいない機能は「メモ」だ!手書き・チェックリスト対応が便利すぎる、

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iOS 9以降、「メモ」の機能がグンとアップしているのをご存じだろうか。

以前は、テキスト入力しかできなかったが、なんと、手書きで入力したり、チェックリストを作成したりすることができるようになっているのだ。

これまで注目されてこなかった「メモ」機能、あらためて見直してみよう。

●「手書き」ですらすらメモを書ける
メモに指で手書きができる。
ちょっとしたことならば、テキスト入力するより手書きの方が早いこともある。また、地図など、文字では表せないような内容も、手書きならメモしておくこともできる。

手書きのペン先タイプは3種類、色は24色が用意されている。もちろん消しゴムも付いている。ちょっとしたお絵かきツールとしても利用できそう。
これなら簡単なイラストを描くことだってできるだろう。

また、興味深いのは、「定規」があることだ。
手書きの場合、直線など、まっすぐな線をキレイに描くことが難しい。
しかし、この「定規」機能があれば、まっすくな線も引ける。角度も自由に変えられるので、図版を描くのにも役立ちそうだ。


メモの新規作成画面を開いたら、「+」をタップする。



右から2番目のアイコンをタップすると、手書き入力画面となる。



3つのペン先から使用したいものをタップして選択する。色を変えたい場合は、右端のアイコンをタップする。



色は全部で24色用意されている。使用したい色をタップしたら、画面を指でなぞって描いてみよう。





定規を使用したい場合は、右から3番目のアイコンをタップする。画面に定規が表示されるので、フチに沿って指を動かして直線を引こう。なお、定規の角度を変えたい場合は、2本の指を使って動せばOKだ。

●チェックリストを作成しよう
「メモ」が便利なのは、簡単なチェックリストが作成できるところ。
「+」をタップして表示されるメニューの、一番左のアイコンがチェックリストだ。

「+」をタップするとチェックリストの「○」が入力される。改行すれば、自動的に左端に「○」が付いて、リストを作成できる。

この○をタップすると、チェックマークが付いてオレンジ色に変わるため、実行済みであることが分かるという仕組みだ。

やることリストや買い物リストなど、日常のちょっとした用事の確認や実行チェックなど、いろいろ便利に使えそうな機能だ。


メニューの「○」をタップすると、チェックリストを作成できる。



○をタップすれば、チェックが完了し、実行済みかどうかが一目で分かる。


意外に見逃されている「メモ」は、実際に使ってみれば、さまざまな場面での活用が期待できる。せっかく標準で装備されているのだから、ぜひとも使いこなしたいものだ。