尾木直樹

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26日放送の「バイキング」(フジテレビ系)で、教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏と、スーパー教育ママの佐藤亮子さんが、教育法について激論を展開した。

この日は「緊急企画 尾木ママが英才教育に物申す!」と題した企画を放送。尾木氏は「偏差値や内申点で決められる進路なんて、進路とは言いません」という教育論を掲げているが、対する佐藤さんは「受験は努力したことがハッキリ形に表れる、非常に美しいもの」という教育論であり、真っ向から対立している。なお、佐藤さんは息子3人を東京大学理科3類に入れた経験を持つ。

企画では、世の母親から寄せられた悩みに対し、尾木氏と佐藤さんがそれぞれ解決策を教えることに。最初に紹介されたのは「遅刻や忘れ物が多い どうしたらいい?」という悩みであった。

尾木氏は「失敗から学んで成長する」と提案し、自身で失敗をしてこそ成長に繋がると主張する。一方、佐藤さんは「防げる失敗は親が防ぐ」と考えており、子どもの失敗を教師が適切に叱らない可能性を指摘した上で、「親がきちっとやって送り出す」「余分なことを失敗させなくていい」と語った。

これに対し尾木氏が、シングルマザーや共働きなどで子どものサポートが難しい親も多いことを例にあげ、幼少期から子ども自身でリスク回避ができる力をつけさせたほうが良いと熱弁。失敗した子どもには、失敗した背景を聞いて助言をすべきだとした。

続いて、番組では「勉強と恋愛の両立 どうしたらいい?」という悩みを紹介。尾木氏は「恋愛は人生道場!」と恋愛を後押ししたが、佐藤さんは「受験に恋愛は必要ない」と、またしても対立が始まる。佐藤さんは、恋愛自体は大切な経験だとしつつも、時間の限られた受験期にすべきではないと一刀両断していた。

また、「反抗期がくるのが怖い どうしたらいい?」という悩みには、尾木氏が「自立するための通過儀礼」と主張。反抗期は精神的に大人になるための通過地点であり、ここを通過せず大人になることは、理論的にはあり得ないと訴えた。

一方の佐藤さんは、子どもを上から目線で見ずに対等に接することで「反抗期がこないように育てる」と持論を展開しだす。実際には、自身の息子から「ババア」などと言われたことがあるようだが、それを反抗期ととらえず「そこまで言えるようになったんだ」と成長を喜んでいたため、反抗期はなかったと考えているようだ。

次の悩みは「子どもが勉強しない どうしたらいい?」というもの。尾木氏は「自分でやれるようにアドバイスする」、佐藤さんは「一緒に勉強する」と提案した。尾木氏は計画のたて方をアドバイスしたりと、自分で勉強をできるように育てると説明したが、佐藤さんはすべてを一緒にするのではなく、できる範囲で一緒に勉強することが必要だとする。

最後に「家のことをしてくれない どうしたらいい?」という悩みが取り上げられると、尾木氏は「お手伝いで脳と体は鍛えられる」と切り出し、家事によって身につく生活力の重要さや、料理によって得られる段取りの良さ、達成感も大切であるとし「『しなくていい』なんてことはあり得ない」と訴えた。

これに佐藤さんは「しなくていい」と強く主張し、無理にやらせる必要はないと持論を展開。両者の議論は白熱しすぎてしまい、番組終了時まで続いていた。

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