テキスト系妄想メディア「ワラパッパ (WARAPAPPA )」よりさっきから、メガネが見つからない。この狭い部屋で、いったいどこに消えたというのか。私は探すのを放棄して仰向けになった。ぼんやり霞む天井を見つめる。メガネ。華やかさに欠ける言葉の響きが、地味な印象を与えがちなあの器具にピッタリである。これがもし、別の呼び方をする世の中だったら、イメージはだいぶ違うものになるだろう。