東京商工リサーチの調べによると、経営危機に陥っているシャープグループの国内仕入先企業の従業員数が約420万人におよぶことが分かった。グループの大幅な人員削減が発表されているが、経営再建が遅れるとさらに取引先企業への影響が大きくなりそうだ。東京商工リサーチの企業データベースで、シャープと国内連結子会社13社を対象に調べたところ、シャープグループの直接仕入先は2031社で、製造業が870社(42.8%)、卸売業435社