厚生労働省の2011年度雇用均等基本調査(確報)によると、男性の育児休業取得率が調査を開始した1996年以降で最も高い水準になったことが分かった。男性の育児休業取得率は前年比1.29ポイント上昇の2.63%で、初めて2%を超えた。一方、女性の育児休業取得率は前年比3.5ポイント上昇の87.8%で、過去3番目に高い水準。育児のための所定労働時間の短縮措置等の制度がある事業所の割合は64.5%で、前年比4.7ポイント上昇した。産業別