東京商工リサーチが12年3月期決算の上場企業2517社を対象に調査した結果によると、役員報酬1億円以上を開示した企業は172社、人数は295人だったことが分かった。役員報酬1億円以上が最多だったのは、ファナックの14人。役員報酬1億円以上を開示した企業は、前年(11年3月期)に比べて1社減、人数は3人減だった。開示の対象となった295人の役員報酬総額は518億4700万円(前年499億6000万円)で、主な内訳は、基本報酬が306億6