政府の国家戦略会議(議長・野田佳彦首相)のフロンティア分科会(座長・大西隆東大大学院教授)は、2050年の目指すべき国家像をまとめた報告書で、企業組織の新陳代謝を促進する政策として「40歳定年制」を提言した。報告書は、日本を「希望と誇りある国」にするために、2050年のあるべき姿を描くとともに、その前に立ちはだかる様々な課題を解決するための政策の方向性を示したもの。雇用分野では、人口減少社会で一定の経