厚生労働省の2011年国民生活基礎調査によると、2010年の1世帯当たりの平均所得は538万円で、前年に比べて13.2万円下がったことが分かった。平均所得は、過去最高だった1994年の664万2000円から126万2000円も低く、1988年とほぼ同じ水準まで減少。減少傾向に歯止めが掛からない状況となっている。所得金額階級別に世帯数の相対度数分布をみると、「300〜400万円未満」が13.6%で最も多く、「200〜300万円未満」(13.3%)、「10