日本生産性本部と全国の生産性機関が実施した「2011年度能力・仕事別賃金実態調査」によると、部長クラスと課長クラスの賃金水準が、2003年度の調査開始以来で最低となったことが分かった。2011年度の部長クラスの月例賃金は平均54.8万円、課長クラスは42.2万円。ともに2003年の調査開始以来で最低となった。主任・係長クラスも最低水準で、上位職の賃金は低下傾向にある。一方、一般職クラスはほぼ横ばいで推移している。職