厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、3月の残業などの1人当たりの所定外労働時間は、製造業で前年同月比10.3%増の15.7時間で、10カ月連続の増加となった。昨年3月の東日本大震災からの反動で増加幅が大きくなっている。全産業平均の所定外労働時間は、前年同月比3.3%増の10.8時間。一方、3月の1人当たりの現金給与総額は、前年同月比1.3%増の27万8333円。現金給与総額のうち、所定