医師のひかつ先生が自身のYouTubeチャンネルで「日本の医療制度の穴を悪用する外国人がいても、医者はどうすることもできません。」を公開した。動画では、日本の保険制度を利用するために来日する外国人による「ディスカウント治療問題」について、医療現場の視点から制度の見直しを強く提言している。

ひかつ先生は冒頭、1回1.6億円かかる高額な点滴治療を受けるため、外国人が家族で来日し、治療が終わればすぐに帰国するという事例に言及。「すごいモヤモヤしてきちゃって」と率直な疑問を投げかけた。中長期のビザ取得や日本の会社への就職などの条件を満たせば制度上は可能であるとしつつも、日本の保険制度が「ちゃんと働いている人が、日本で働いている人に救済される制度」であると本来の意義を説明した。

さらに、日本人は「性善説で生きてる」とした上で、こうした仕組みを狙う人々に対し「お人好し国家」になっていると危惧。少子高齢化で財源が圧迫される中、「みんなウェルカム、ラブアンドピースみたいな時代じゃない」と語り、悪意のある利用者を拒否できるシステム設計が必要だと訴えた。また、インフルエンサーの投稿を例に挙げ、NICU(新生児集中治療室)にいる赤ちゃんが外国籍ばかりだったという話題にも触れた。これに対して「日本は裕福な国じゃなくなってきてる」「余裕がない」と指摘し、国民の間に不満が高まっている現状を分析した。一方で、日本で真面目に働き、文化を愛する外国人も多く存在することに触れ、一律に排除するのではなく「制度を悪用しようとする極一部」の人々を防ぐための見直しが必要だと主張した。

動画の終盤では、SNS上で散見される「現場はどう思ってるんだ」という声に対し、「現場は現場の仕事するだけだよ。それを解決すんのは政治家だろ」と断言。一部の悪用を防ぐためには、現場の医療従事者の努力ではなく、国として制度の穴を塞いでいくしかないと力強く締めくくった。

チャンネル情報

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