不動産投資アドバイザーの木村洸士氏が、家賃年収1,000万円でも手残りが足りない理由と利益基準でのFIRE判断の道筋を示す
家賃年収1,000万円が入ってきたら、会社を辞めてFIREできるのではないかと考える人は少なくない。月額にすれば83万円という数字は、たしかに魅力的だ。だが、不動産投資アドバイザー・木村洸士氏は、FIREの可否を家賃収入の総額だけで判断するのは早計だと指摘する。賃貸経営では家賃から空室対応費や修繕費、管理委託費、固定資産税や火災保険といった固定費が引かれ、中古物件なら家賃収入の約20%、新築でも約15%程度が経費として差し引かれるという。
例えば利回り10%の物件で年間家賃収入1,000万円を得るには、少なくとも1億円規模の物件が必要になる。現金でその規模を用意できる人は限られ、融資を利用するのが現実的な方法だ。金利3%・25年返済の融資を組んだ場合、月々の返済額は47万4千円にのぼり、経費を引いた後の利益は月19万円、年間でも228万円程度にしか届かない。家賃年収1,000万円という響きの良さとは裏腹に、手元に残る利益は想像よりずっと小さいというのが実情だ。
一方、融資の返済が完了すれば収益構造は一変し、経費を除いた65万円前後が毎月手元に残る計算になる。25年という時間をかけて積み上げた末に、こうした状態へ到達する人も実在するという。独身か家族を持つかによってもFIREに必要な利益の水準は変わり、生活に余裕を持たせるほど目標額は膨らんでいく。木村氏は一度大きく年間2,500万円、月200万円という利益を目標に据え、そこから実現性に応じて削っていく考え方を示す。単純計算では年間2,000万円の利益に10億円規模が必要だが、木村氏自身は利回りの高さを生かし、資産約5億円で同じ利益を築いてきた。利回り20%の物件なら月85.6万円、年間1,000万円ほどの利益になる計算で、利回りの高さが目標達成までの距離を左右する。
では、より大きな利益を無理なく積み上げるにはどうすればよいのか。木村氏は、棟数を重ねる段階ごとに使う金融機関の種類や順序、そして利回りの高い物件を見極める視点に、答えの輪郭があると語る。資産運用で着実に利益を積み上げたいと考える人にとって、家賃収入の見た目ではなく手残りで物事を測る発想は、今後の計画を見直す大きなヒントとなるはずだ。
例えば利回り10%の物件で年間家賃収入1,000万円を得るには、少なくとも1億円規模の物件が必要になる。現金でその規模を用意できる人は限られ、融資を利用するのが現実的な方法だ。金利3%・25年返済の融資を組んだ場合、月々の返済額は47万4千円にのぼり、経費を引いた後の利益は月19万円、年間でも228万円程度にしか届かない。家賃年収1,000万円という響きの良さとは裏腹に、手元に残る利益は想像よりずっと小さいというのが実情だ。
一方、融資の返済が完了すれば収益構造は一変し、経費を除いた65万円前後が毎月手元に残る計算になる。25年という時間をかけて積み上げた末に、こうした状態へ到達する人も実在するという。独身か家族を持つかによってもFIREに必要な利益の水準は変わり、生活に余裕を持たせるほど目標額は膨らんでいく。木村氏は一度大きく年間2,500万円、月200万円という利益を目標に据え、そこから実現性に応じて削っていく考え方を示す。単純計算では年間2,000万円の利益に10億円規模が必要だが、木村氏自身は利回りの高さを生かし、資産約5億円で同じ利益を築いてきた。利回り20%の物件なら月85.6万円、年間1,000万円ほどの利益になる計算で、利回りの高さが目標達成までの距離を左右する。
では、より大きな利益を無理なく積み上げるにはどうすればよいのか。木村氏は、棟数を重ねる段階ごとに使う金融機関の種類や順序、そして利回りの高い物件を見極める視点に、答えの輪郭があると語る。資産運用で着実に利益を積み上げたいと考える人にとって、家賃収入の見た目ではなく手残りで物事を測る発想は、今後の計画を見直す大きなヒントとなるはずだ。
YouTubeの動画内容
関連記事
不動産投資アドバイザーの木村洸士氏が、金融庁の監督強化と日銀の利上げが融資の現場に及ぼす変化と投資家の備えを描き出す
不動産投資アドバイザーの木村洸士氏が、利回り以外に何を見て地方の中古アパートを買うのかを、収支の試算とともに紐解く
不動産投資アドバイザーの木村洸士氏が、区分マンションを複数抱えて融資が止まった投資家の悩みから、区分売却と中古アパートを軸にした再起の道筋を指し示す
チャンネル情報
会社員から24棟家賃年収5000万円を実現し独立。
現さくらいふ株式会社 代表取締役。他4社経営。
不動産投資歴は15年、主催する不動産投資セミナーは[5年で10000人]が受講。
唯一無二のスキルをもつ業界の有名講師・きむ兄(木村 洸士)が
不動産投資を志す方に役立つ情報をお伝えしていきます!