YouTubeチャンネル「【世界経済情報】モハPチャンネル」が、「【米国経済】何が起こったのか!9/23に米国債利回りが急上昇!10年債利回りは2007年以来の5.11%に!」と題した動画を公開した。動画では、9月23日の米国債市場で10年国債利回りが約19年ぶりの高水準となる5.11%に急上昇した背景について、詳細な解説が行われている。

動画内でモハP氏は、今回の金利急上昇の核心的な要因を「利上げ期待の急速な高まり」であると指摘している。まずきっかけとして挙げられたのが、ホワイトハウスによるディーゼル燃料の輸出禁止措置検討の報道だ。これがインフレ率を押し上げる懸念を生んだという。

さらに大きな影響を与えたのが、予想を大きく上回った米国のPMI(購買担当者景気指数)である。製造業およびサービス業の双方が好調を示し、米国の景気の強さが改めて浮き彫りとなった。景気が良いことでインフレが高止まりし、「追加の利上げが必要になる可能性がある」との見方が広まったのだ。これに呼応するように、FRB高官らも追加利上げの必要性に言及し、市場の利上げ観測は一層強まった。

こうした状況下で行われた米5年国債入札は、事前予想を下回る「弱い結果」となった。プライマリーディーラーの落札が少なく、落札利回りの差を示す「テール」が拡大。これも金利上昇を加速させる一因となった。モハP氏は、金利上昇が短期・中期ゾーンを中心に進み、イールドカーブがフラット化している点に注目し、「財政悪化懸念というよりは、利上げ期待の急速な高まりを受けたものだ」と分析している。

動画の最後では、AI関連の巨額投資による景気拡大がインフレにつながっているとの見方を紹介し、FRBが2021年の時のように「手遅れになってはいけない」と警戒している点に触れている。今回の金利急上昇は、米国経済の力強さとそれに伴うインフレへの強い警戒感が複雑に絡み合った結果であることが、深く理解できる内容となっている。

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