次男シンジの会社へ告発文を送り、追い詰めて連れ戻してやろうとしました。ところが返ってきたのは弁護士からの冷徹な通告。名誉毀損や法的措置という言葉に愕然とする中、追い打ちをかけるように長男ケンイチまでもが「俺を壊したのは母さんだ」と家を出ていってしまったのです。40年ものあいだ、家のルールに従って地獄に耐えてきたのに、最後に残ったのは絶望的な孤独だけ。誰もいない暗い家で、私は自らが作り上げた檻に閉じ込