戦後81年の夏を迎え、戦争の記憶の継承という難題が改めて問われている。作家・筒井康隆氏(91)は、少年時代に大阪で戦争を経験し、従来の戦争文学とは異なる手法で作品に描いた。戦争を「醜くて面白い」と語る筒井氏に、真意を尋ねた。【全3回の第3回】人間の「醜さ」「愚かさ」という側面も戯画化筒井氏が目を向けてきたのは、戦争の「面白さ」だけでは当然ない。戦争という極限状態にあるからこそ表出する、人間の「醜さ」