海外不動産投資家の宮脇さき氏が、自身のYouTubeチャンネルで「投資で売り時は当てるな!税金や流動性リスクを回避する売却術についてお話しします!」と題した動画を公開した。
2026年6月には日経平均が史上初めて7万円台に乗せる一方、ゴールドは急落しており、いつ売るべきか判断に迷う個人投資家が急増している。
宮脇氏は資産の出口戦略について、その心理的な落とし穴と実践的な手順を独自解説している。

宮脇氏はまず、売り時を当てに行くのはプロでも難しいと断じた。
ゴールドは2026年1月末に1オンス5600ドルの史上最高値をつけた後、6月24日には3988ドルまで下落し、ピークからわずか5ヶ月で28%値を下げている。
高値の時点で100万円分を保有していれば、28万円相当の含み益が消えた計算になる。
問題は下落そのものではなく、そろそろ天井かと売り時を当てに行った人ほど利益を丸ごと失う点にある。
背景には脳の癖があり、勝っている資産は早く売り、負けている資産は抱え続けるディスポジション効果が1985年に提唱されている。
1998年に米大手証券会社の1万口座を追跡した研究でも、売り急いだ勝ち株はその後も値を上げ、抱え込んだ負け株は下がり続けていたという。

続いて宮脇氏は、資産の種類によって出口の重さが大きく異なると説明した。
ゴールドや上場株、ETFは売りたいと思えばその日のうちに現金化できる。
一方、海外不動産は買い手探しから名義変更、送金、納税まで数ヶ月から1年を要し、手数料や諸経費だけで売値の8%から10%が消えることもある。
売りたい時に売りたい価格で売れないこうした状態を、流動性リスクという。
税制の違いも見逃せない。
日本の居住者が海外不動産を売って利益を得た場合、保有期間が5年を超えれば税率は20.315%だが、5年以下ではさらに重くなる。
アメリカでは外国人の売却時に売却額の15%程度が源泉徴収されるなど、国ごとにルールは大きく異なる。
これは富裕層に限った話ではなく、少額の投資でも税率や手数料を差し引いた手残りを試算する姿勢は共通して重要である。

実践面では、買う前に目標額と期限、最悪のシナリオを書き出すこと、利害のある相手に売却を相談しないこと、一括ではなく分割で売ることを挙げた。
年に1回配分を点検し、2割ずれたら機械的に売る手法は、モルガン・スタンレーの検証でも12通りの中で最も有効だったという。
最後に宮脇氏は、「当てるのをやめてルールで淡々と売る。これが出口戦略の答え」と動画を締めくくった。

チャンネル情報

国内・海外不動産投資をする上で必ず知っておかないと損する裏技や極秘情報をお伝えします🏙 宮脇さき@海外不動産 個人投資家として資産運用しながら、富裕層、経営者、投資家への資産コンサルティングの他、海外移住アドバイザーとしても活動 登録者10万人超えのYoutubeチャンネル「さきの海外不動産しか勝たん」を運営