人は失敗を犯す。しかし、立ち直ることができる。18歳の時、覚醒剤使用で少年院に送られた少年は、数学0点・アルファベットも書けない状態から3浪の末に医学部へ合格。今は父が遺したクリニックの院長として、患者に慕われる医師になった。大阪・河内長野市の診察室で水野宅郎さんが振り返る、転落と再生の物語。その分岐点は、少年院に届いた父からの手紙だった。ライター・ざこうじるいさんが取材した――。筆者撮影大阪・河内長