これまでの作品で、いくつもの特異な異星文明を創造し、さまざまなかたちでのファーストコンタクトを描いてきた林譲治。本作品では、また新しいアプローチをおこなっている。『地球壮年期の終わり』という題名は、アーサー・C・クラークの畢生の名作『地球幼年期の終わり』にちなむことは明らかだ。クラーク作品では、科学力や社会的成熟性において圧倒的に上位の異星種族との接触によって、人類はいやおうなく新たなステージへ