経済同友会の新浪剛史代表幹事は18日の記者会見で、最低賃金を全国平均で1500円へ3年以内に引き上げるよう石破政権に提案したことに関し、「1500円を実現しないと生活レベルは上がらない。払わない経営者は失格だ」と述べ、取り組みを加速させる必要性を訴えた。新浪氏は「やらないということは、ある意味で駄目な企業を補助することになる」と強調した。衆院選の与野党の公約は、最低賃金引き上げでほぼ一致する。